【失敗多め】過去に契約した6種類のインターネット回線をレビュー!

今回は自己紹介のような流れで私自身が実際に使用してきたインターネット回線をご紹介します。

回線選びの際に「インターネット回線 おすすめ」で検索するとたくさんの情報が出てきますよね。

しかしその検索結果は、特定の商品へ誘導したい販売関係者であったり、実際に使用したことがない人による偏った情報が多いのが事実です。

これは営業マンのセールストークを聞かされている状況に似ています。

営業マンは自社商品、もしくは販売して自分の利益になる商品を購入するよう誘導するものです。

はじめに言っておきますが、すべての人におすすめなインターネット回線はありません。

住居形態(戸建・集合住宅)や居住地域、家族構成などの生活環境によっておすすめ回線は変わりますし、月額料金や速度などの、重視する条件によっても変わってきます。

そのため回線事業者自身が運営するサイトや、特定の回線をおすすめするサイトには十分注意しましょう。

よく考えてみてください。

インターネット回線はとても高価な買い物です。

4,000~6,000円の月額料金2~3年契約が一般的で、無視して解約すると契約解除料工事費用の精算まで発生することもあります。

これは10万~20万円相当の商品を、2年以内に返品すると違約金を払うような条件で購入するのと同じです。

このように高価で高リスクな商品を、どこの馬の骨が発信したかも分からない情報を信じて選ぶのって、怖くないですか?

そういうお前もどこの馬の骨か分らんわ!

こう思ったあなたはグッドです。

そのくらい疑ってかからないとあなたの回線選びは高確率で失敗します。

私自身、ネット上の情報に惑わされて何度も回線選びに失敗してきました。

そのたびに我慢するか、耐えられないときは契約解除料を払って解約してきたのです。

結果的に齢28歳(2022年4月現在)にして、6種類ものインターネット回線を自身がユーザーとして体感しています。

そして回線選びの過程を6回も経験してきたことで、業界関係者レベルの知識が身に付きました。

私はこの経験をいかして、あくまで「いちユーザーとして」インターネット回線選びをサポートをします。

前置きが長くなりましたが、本記事ではゲーマー目線で良かった点・失敗した点を含めて紹介していくので、回線選びの判断材料の一つとして役立ててもらえれば嬉しいです。

なお契約条件の詳細や月額料金は、奇跡的に保存されていた一部の資料私の記憶を頼りに復元されたものです。

中には曖昧な部分もあることをあらかじめ了承ください。

目次

大学1年生 スマホゲームとの出会い

2012年4月当時岡山の田舎では、高校3年生でもスマホに変えている人が少なく私もガラケーでした。

大阪にある関西大学へ入学し、入部した野球部でのオフィシャルな連絡手段が何と「LINE」。

こうした理由からすぐに当時最新だった「iPhone4S」に変えます。データ通信量は3GBのプランでした。

メインゲームを「おばちゃんが飛ぶ」→「パズル&ドラゴンズ」に移行した私はスマホゲームに目覚め、初月は一瞬で速度制限がかかったのを今でも覚えています。

そして「Wi-Fi」に繋げればデータ使い放題らしい…という情報を仕入れ、インターネット回線の導入を決めます。

大学1年生 WiMAX「AtermWM3450RN」時代

AtermWM3600R
WiMAX「AtermWM3450RN」 引用元:NEC Orchestrating a brighter world

大学入学当初に入った寮には回線設備が無く、パソコンもインターネットが使えない環境でした。

インターネットに繋がらないから大学の課題ができない!」という口実で、親にWiMAXの契約をおねだりしました。

実際には課題:ゲーム=1:9くらいの気持ちです。

こうして初めてのインターネット回線「WiMAX(AtermWM3450RN)」を契約し、2012年4月~10月の約半年間使用します。

WiMAXにした理由
  • 学生寮で各部屋にインターネット回線設備がなかった
  • 他の選択肢を知らなかった
バッテリー約10時間(当時業界最長クラス)
サイズ薄さ約12.8mm(当時業界最薄) 重さ約110g のコンパクトサイズ
通信速度下り 最大40Mbps 上り 最大15.4Mbps

ちなみに何を思ったのか、色はピンクでした。

現在の最新機種と比べると性能はかなり見劣りしますが、当時やっていたスマホゲームは通信量もそう多くなかったので、始めはそこまで不便を感じることはなかったです。

しかし、PS3でテレビ番組を録画することができる「torne(トルネ:インターネット回線の接続が必要)」というものを導入した際に、録画データが画質最悪で再生が途中で途切れるなど最悪でした。

このタイミングで通信の安定性の悪さを実感したのですぐに回線を変えることを決意します。

WiMAXの使用感
  • 通信量が少なめ 通信速度もそこまで求めない場合は〇
  • 通信の安定性や大容量のデータ通信には不向き
  • インターネット通信を伴う録画機器とは相性が悪い

大学1~2年生 J:COM「ケーブルテレビ回線」時代

賃貸住宅へ引っ越しし、アパートの設備にJ:COMのケーブルテレビ・インターネットのセットをおすすめされ契約しました。

前述した通り、PS3で快適に録画をするためにインターネット回線の改善が必要になっためです。

NTTのフレッツ光回線と2択で選べたのですが、当時は違いが判らず値段にかなり差があったのでJ:COMにしました。

ちなみにWIMAXは解約せず外出用として使っていました。当時は通学で阪急電車を使用しており、当時は地下鉄が圏外だったので便利でした。(現在はちゃんと電波飛んでます)

J:COMケーブルテレビ回線にした理由
  • アパート契約の際におすすめされた
  • 特別料金の適用でフレッツ光の1/3の値段だった
  • 録画機能を使うため安定性のある固定回線にしたかった
事業者名J:COM
プラン名320Mコース
使用料金月額1,000円台(確か)
工事費用もともと設備があったので無料
通信速度下り最大 320Mbps 上り最大10Mbps
注)当時のプランです

速度は微妙でしたが「J:COM In My Room」という特別料金が適用されるアパートだったので料金は安かったです。

J:COMにも1年と2か月ほどお世話になりましたが、色んなスマホゲームでリセマラをして始めることが定番になってきて、「効率をよくするにはもっと早い回線に変えなければ!」という思いが強くなりました。

※リセマラとは
リセットマラソンの略。ガチャ要素が絡むゲームで、インストール初回ガチャで目当てのキャラが出るまでアプリをインストール→アンインストールを繰り返すこと。ゴールまで永遠に走り続けるマラソンに例えてこう呼ぶ。

そう考えていた矢先、訪問販売に来た「フレッツ光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼」に一目惚れしてしまい、2012年10月~2013年12月の間使用したJ:COM回線からの乗り換えを決意します。

J:COMケーブルテレビ回線の使用感
  • 通信量を気にする必要がない
  • 特別料金が適用される場合は破格の安さ
  • 全体的に通信速度は物足りない(混雑時は特に遅い)
  • ゲーマーには不向き

当時は速度改善するために光回線に変えるしかなかったのですが、今はJ:COMにも光回線があります。

大学2~4年生 フレッツ光ネクスト 時代

2013年12月に訪問販売に乗っかってフレッツ光ネクスト マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼に乗り換えました。とても快適で2016年3月の大学卒業まで愛用することになりました。

個人的にかなりダウンロードが長くて苦行だった「プロ野球スピリッツa」のリセマラもこの回線だったから乗り越えられたと思っています。

フレッツ光ネクストにした理由
  • 通信速度が最も速いと太鼓判を押された
  • スマホゲームにおいて重要な「リセマラ」を快適に行える環境を整えたかった
事業者名フレッツ光ネクスト
プロバイダBIGLOBE
プラン名マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
使用料金月額4,500円ほど(確か)
工事費用15,000~17,000円ほど(確か)
通信速度下り上り最大1Gbps
注)当時のプランです

フレッツ光ネクストに変えてから回線の悩みが一切無くなりました。ただ特別価格が適用されていたJ:COMに比べると金額が3倍くらいになったので、親の財布はさぞ傷んだことでしょう…。

私の家の回線が凄く速いと当時の野球部でも話題になり、iPhoneのアップデートやアプリのダウンロードのためだけに私の家までくる人もいました。

フレッツ光ネクストの使用感
  • 通信量を気にする必要がない
  • 通信速度が速く安定性もある
  • 混雑する時間帯も高水準のパフォーマンスを発揮する
  • ゲーマーは光回線一択と断言できるほどの満足感
  • 月額が高め
  • 初期費用として工事代がかかる

社会人1~2年目 WiMAX2+「Speed Wi-Fi NEXT W01」時代

WiMAX2+ Speed Wi-Fi NEXT W01 引用元:UQコミュニケーションズ

地元岡山の企業に就職し、社会人として賃貸住宅での一人暮らしを継続することに。家賃をケチって選んだ築42年のアパートはインターネット回線が導入されていないことを入居後に知りました…。ゲーマーとしてありえないミスです。

結局WiMAX2+(Speed Wi-Fi NEXT W01)をau経由で契約し、2016年4月~2018年3月の2年間使用しました。

当時は社会人になってすぐだったので何種類もゲームをやる余裕がなく、やっていたゲームもスマホ版「実況!パワフルプロ野球」や「モンスターストライク」など、あまり通信速度も容量もシビアなゲームではなかったのでそこまで不自由は感ていませんでした。ある時期までは…

ある時期とは、スマホゲーム「ナイツクロニクル」のリセマラをしていた時期のことです。

最上級レアリティのキャラが引けるまでリセマラを行ったのですが、なんと排出率は0.1%。これがかなりの苦行でした。

タブレットと古いiPhone、そして現役のiPhoneの合わせて3台の端末で計500回以上のリセマラを行いました。

WiMAX2+は下り最大220Mbpsで月間データ量上限なしというなかなかの性能をしていたのですが、問題なのは混雑回避のための速度制限があるという点でした。

具体的には、直近3日間の通信量が10GBを超えると、概ね1Mbpsまで速度が制限されるというものです。(あくまで超えた翌日の18時頃~翌2時頃だけ)

そこそこ容量の多いゲームをリセマラするときは、3日間で10GBなど余裕で超えてしまうのでこの条件は致命的です。

さらに3台の端末を同時接続すると通信速度も遅くなる仕様のため、複数端末でリセマラを円滑に進めようとしても思うように効率も上がりません。

今後もこの速度制限と同時接続による速度低下が付きまとうと考えると耐えられなくなり、契約期間の2年が満了したら解約しようと決意します。

WiMAX2+にした理由
  • 引っ越し先のアパートにインターネット設備がなかった
  • BDプレイヤーで番組を録画するようになり、固定回線が必要なくなった
事業者名UQコミュニケーションズ
製品名WiMAX2+ Speed Wi-Fi NEXT W01
使用料金月額4,268円 
通信速度下り最大220Mbps 上り最大10Mbps ※速度制限時は1Mbps
契約期間2年
契約解除料1,100円(確か)

持ち運べてこの性能ならゲーム以外の用途で通信量もそう多くない方からすれば便利ですね。

ゲーマー的視点で見ると、やるのはスマホゲームのみで本気でリセマラしない、PCゲームをしないというライトゲーマーの方なら便利だと思います。

ただオンラインゲームガチ勢の方にとって、通信速度や安定性を考えるとメイン回線として使用することはおすすめしません。

WiMAX2+の使用感
  • 月間データ使用量無制限(条件あり)で持ち運びもできて便利
  • 過去に使用したWiMAXより格段に速度・安定性が向上
  • 3日間で10GBの条件がスマホゲーム好きにはネック
  • 速度制限時はほぼ何もできない

ちなみに最新機種は5Gにも対応していてBIGLOBE経由での新規契約で15,000円のキャッシュバックももらえます。

気になる方もいるかもしれないので一応リンクを貼っておきます↓

BIGLOBE WiMAX +5G

社会人2~4年目 SoftBank Air 時代

私自身いまだに思い出深い時代です。。

3日間で10GBのデータ使用量制限によってWiMAX2+のみでは満足できなくなり、契約期間の途中でSoftBank Airを新規契約しました。

WiMAX2+は契約期間の2年間が満了するまでは外出用として使おうと思っていました。

当時、SoftBank Airの①データ使い放題②高負荷使用による速度制限がない③コンセントに差すだけで固定回線として使用可能、という宣伝を見て「なんだこの素晴らしい回線は!」と感動したものですが、実際に契約してみると期待とのギャップに驚きました。

簡単に言うと昼は快適、夜は渋滞です。

SoftBank Airにした理由
  • アパートにインターネット設備がなかった
  • 対応エリア内であれば工事不要で工事代もかからず設置可能
  • データ使い放題かつ速度制限条件がない
事業者名Softbank
製品名Softbank Air
使用料金月額4,880円 ※Softbankスマホとセットで1,100円引き
端末代金59,400円 ※36回分割払いとレンタルあり
通信速度下り最大261Mbps 上り最大10Mbps
契約期間2年(Airターミナル賦払金は36回の分割払い)
契約解除料10,450円

通信が安定している昼間は調子がよく、速度も50Mbpsくらいは出ていたと記憶しています。

それが20~24時の混雑時間帯になってくると5~6Mbpsしか速度が出なくなります。

しかも契約期間端末(Airターミナル)賦払金を勘違いしており、3年間使用しないと契約解除料がかかると思い込んでいたので、不満を感じながらも我慢して使っていました。

途中で分譲マンションに引っ越して光回線を導入可能になったにもかかわらず、契約期間のことが気になって解約に踏み切れませんでした…

結果的に2017年4月~2019年12月まで使用し、2年間8か月経って初めて契約期間が2年であることに気付き、我慢も限界がきていたので解除料を支払って解約することになります。

解約料金も払って、賦払金36か月目まで払って、とても痛い思いをしました…

Softbank Airの使用感
  • 月間データ使用量無制限(速度制限条件も明記なし)
  • 同時接続台数もポケットWi-Fiより多く固定回線向き
  • 混雑時間帯には大幅に速度が低下する
  • 工事不要で工事代もかからないが端末代がかなり高価

結局昼間仕事で家にいないときに速度が速く、帰宅後は混雑していて速度がかなり低下するのでかなりストレス。

ただSoftbankのスマホとのセット割や、U-25」という25歳以下限定の割引プランもあるので、おすすめできるとすれば料金的に恩恵が得られる方でしょうか。

あとはお住いの集合住宅に光回線設備が導入されていない方や、宅内の配線がVDSLになっている集合住宅など、高速で安定の光回線を導入できない理由がある方にとってはありがたいですね。

※宅内の配線がVDSLになっている集合住宅
物件が建った後で光回線を導入している場合、配線スペースがないなどの理由で光ファイバーを各戸に届けられない場合がある。
その場合は管理室などの共用部まで光回線の引き込みを行い、各戸までは既存の電話線(VDSL)等を利用して回線を提供するため、通常の光回線よりも通信速度や安定性が落ちる。

集合住宅の配線方式については、本記事の次章「So-net光プラス(マンション)時代」の部分で画像付きで解説しています。

話がそれましたが、数年前は不便だったSoftbank Airも現在は5Gに対応し安定性も向上しているようです。

個人的には光回線が導入可能なら迷わず光回線を選びますが、気になる方は以下リンクから商品ページへ飛べるので見てみてください↓

最大36000円キャッシュバック!【SoftbankAir】

【特別編】7日間 auひかり(マンションタイプV) 時代

分譲マンションへ引っ越し、2019年12月のことです。

Softbank Airを一日でも早く解約したくなってしまった私は再び回線選びを始めます。

私の住むマンションには、元から「NTT西日本」「auひかり」の光回線が両方導入されていました。

ここまではしっかり管理会社にも確認して順調(^^)

「いつかPCゲームもやりたい!」と考えていたので、通信速度と安定性重視で光回線にすること自体は決めていました。

そして当時のスマホキャリアがauだったこともあり、色々なサイトでおすすめされていた「auひかり」に決めます。

auひかりにした理由
  • ユーザーの多いNTT系の光回線よりも、独自回線の方が混雑しにくいと思った
  • 色んなサイトでおすすめ上位にランクインしていた
  • スマホキャリアがauでまとめ割があった
事業者名auひかり
プロバイダGMOとくとくBB
プラン名マンション タイプV
使用料金月額4,200円ほど(確か)
工事費用33,00040,000円ほど(確か)
解約金更新期間以外16,500円~
工事費残債等が上乗せ
通信速度下り上り最大1Gbps
通信方式VDSL方式
注)当時のプランです

今回の回線選びは順調かに思えましたが、ある勘違いで大失敗をするところでした。

もしあのとき確認を怠って「auひかり」をそのまま契約していたら…

そう思うとゾッとします。

もしあなたが集合住宅に住んでいて、配線方式を把握しないまま契約しようとしているなら一旦立ち止まって確認してください!!

念のため言っておきますが、auひかりが悪いというわけではありません。

auひかり自体は色々なサイトでおすすめの上位に出てくる人気の回線であり、私自身も高く評価しています。

「では、なぜいけなかったのか?」

実はマンションならではのある落とし穴があったのです。

その落とし穴とは、回線の種類ごとの配線方式の違いです。

まずおさえておきたいのが、フレッツ光や光コラボなどのNTT系の回線と、auひかりなどの独自回線は全く別物だということです。

NTT系の配線はフレッツ光と光コラボ各社しか使用できず、逆にauひかりの配線はauひかり専用となります。

これがマンションによっては両方導入されており、非常にややこしくなっているのです。

私の住んでいるマンションはauひかり専用とNTT系の2種類の光ファイバーが引き込まれており、どちらも選べるパターンでした。

「それならどっちでもいいんじゃ…?」

これがどっちでもよくないんです。

実はNTTは「光配線方式」なのに対し、auひかりは「VDSL方式」だったのです。

「は?」という感じの方、安心してください。ちゃんと説明します。

光配線方式 … 各戸まで完全に光ファイバー配線【速度が速く安定】

VDSL方式 … 共用部~各戸は既存の電話線【速度が遅く不安定】

画像で説明した方がわかりやすいので以下をご覧ください。

【例】光配線方式 各戸まで光ファイバー配線

私のマンションのNTTの配線方式はこちらでした

各戸まで光ファイバー配線
引用元:フレッツ光なび

【例】VDSL方式 共用部まで光ファイバー配線

私のマンションのauひかりの配線方式はこちらでした

共用部まで光ファイバー配線
引用元:フレッツ光なび

私が住んでいるマンションは、NTTの回線は光配線方式なのにauひかりの独自回線はVDSL配線方式でした。
通信品質にかなりの差が出るのでマンションにお住まいの方は必ず事前に確認しましょう。

私の場合は、開通工事前に届いた書類の「プラン名:マンションタイプV」という表記を見て引っかかり、調べた結果VDSL方式のプランということに気付けたので良かったです。

「auひかりはおすすめしている人も多いし、通信品質もいいらしいから大丈夫だろう」

こういった考えで安易に決めようとしているあなた、危険です!

auひかりを検討する際はマンション管理会社だけでなく、以下の手順できちんと「提供エリア」と「契約可能プラン」を確認してから契約するようにしましょう。

STEP
auひかりホームページにて提供エリアを確認

auひかりホームページ

①に郵便番号を入力し検索し、市町村まで選ぶと集合住宅の一覧が出てくるので該当の物件を選択

auひかり 提供エリア検索
STEP
該当物件のプラン名を確認

ここまで調べないと「思っていたのと違う!」という失敗の原因につながる

auひかり マンションタイプV

これまで数々の失敗をしてきたにも関わらず、また失敗をおかしてしまいました…

たださすがのauひかり!

親切なことに、開通工事前なら解約違約金なしでキャンセルできるのです。

そこで私はすぐさま解約手続きをして何とか命拾いをしました。。

ちなみに開通工事をした後でも、契約書面が届いてから8日以内であればクーリングオフ制度で違約金を払わず解約することはできますが、実際にかかった事務手数料や初期工事費用は支払わなければなりません。

ということでauひかりは実際に使用したわけではないのでエアレビューになってしまいますが、ユーザー口コミから集めた情報を載せておきます。

Softbank Airの使用感
  • 通信速度が速く安定性もある
  • 独自回線なのでNTTの光回線より混雑しにくく速度が低下しづらい
  • auスマホとのセット割の恩恵が大きい
  • 提供エリアが限られている
  • 初期工事費用が高い
  • 解約すると撤去工事費用が発生する

通信品質は期待できるものの、開通や解約で何かとコストがかかる印象です。

独自回線の宿命でしょうか。

戸建の場合、2年使用する前に解約すると初期工事費用の未精算分と撤去工事費用が契約解除料に上乗せされます。

場合によっては50,000~80,000円とかなり高額になるので、auひかりの提供エリア外へ引っ越しする可能性がある方などは覚悟して契約した方がよいでしょう。(引っ越し先でも継続する場合は撤去工事費不要)

マンションタイプの契約では撤去工事は必須ではないようです。

マンションに住んでいても個別で引き込みを行っている方は戸建契約になっていおり、解約時には撤去工事費がかかります。

私自身もauひかりが光配線方式であればそのまま契約していたので、速度や安定性も(VDSL方式でなければ)おすすめの回線です。

auひかりはプロバイダーも複数選べますが、人気度とキャッシュバックの充実度から「GMOとくとくBB」がおすすめです。

【キャッシュバック還元中!】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン

社会人4~7年目 So-net光プラス(マンション) 時代

auひかりをキャンセルした後代わりに選んだのが、NTT西日本「フレッツ光」の光コラボ回線である「So-net光プラス」です。

こちらは2020年1月の開通から2年5か月が経った(2022年6月)現在も契約中です。

選んだ理由はほぼauひかりと同じです。

So-net光プラスにした理由
  • 使用経験のあるNTT系の光回線であるため信頼できた
  • スマホキャリアがauでまとめ割があった
  • キャッシュバックが6万円と高額だった
  • v6プラス(IPv4 over IPv6)プランで安定して高速通信が可能
事業者名So-net光
プロバイダSo-net(ソニーネットワークコミュニケーションズ)
プラン名So-net光プラス マンションタイプ
使用料金月額4,480円 → 割引込みで3,278円
工事費用26,400円 500円×48回分割払い
通信速度下り上り最大1Gbps
通信方式光配線方式

結論からいうと、So-net光プラスにはおおむね満足しています。

月額料金はマンションタイプの場合4,480円が標準ですが、色々と割引が入って3,278円となっています。

以下で私自身の実際の利用料金明細を公表します。

2022年5月分の請求明細
So-net光プラス 基本料金
↑基本料金
So-net光 ルーターオプション料金
↑オプション利用料金
So-net光 工事費 分割金額
↑工事費分割金額

明細はホームページからいつでも確認することができます。

料金明細の要点を以下にまとめます。

  • 基本料金割引2,000円が契約開始から48か月目まで適用
  • IPv4 over IPv6対応ルーターの利用料金400円が永年無料
  • 初期工事費26,400円の分割料金(500円×48か月分)が上乗せ

マンションタイプだからというのもありますが、最大速度1GbpsかつIPv6対応&ルーターレンタル込みでこの金額はとてもお得だと思います。

ただ気を付ける点としては、契約期間が3年なのに対して、工事代の分割請求が4年で払い終わる金額に設定されているところです。

36~38か月目の契約解除料がかからない期間に解約したとしても、工事代の残債6,000円ほど残ってしまう計算になりますのでご注意ください。

契約当初はスマホキャリアがauだったこともあり、もう少し安かったはずですが、現在はdocomoのahamoに変えてしまったので、セット割の恩恵は得られなくなってしまいました。

同じ光回線であれば、性能にはそこまで大差がない(厳密にいうとプロバイダーによって差が出る)ので、基本は契約している電力会社や、スマホキャリアごとにセット割を駆使して料金的な恩恵を狙うのが良しとされています。

ここで問題なのは、スマホの契約年数縛りは廃止となったのに対し、インターネット回線の契約年数縛りはいまだに残っていることです。

スマホが気軽に他社に乗り換えられるようになっても、回線が変えられなくてセット割を継続できなくなるのが残念なところですね。

So-net光プラスの使用感
  • オンラインゲーム中も速度が安定している
  • NTTの回線を利用しているため信頼できる
  • auスマホとのセット割の恩恵が大きい
  • 提供エリアが限られている
  • 初期工事費用が高い
  • 解約すると撤去工事費用が発生する(20,000円)

ちなみに2023年1月までが契約期間となっており、2か月以内に解約しなければ再度3年契約が始まります。

私の場合ちょうどその時期にマイホームを建てる計画中なので、このタイミングで解約しようと思っています。

So-net光を選んだ当初はまだ岡山に進出していなかったNURO光が、私が家を建てるエリアのすぐ近くまで進出してきており、もう少しで導入可能なところまで来ています。

個人の力ではどうにもならないかもしれませんが私のマイホームには是非、速度一強のNURO光を導入したいところです。

本記事では自己紹介を兼ねて過去に使用したインターネット回線を紹介していきました。

無知のまま回線選びをすると、高確率で失敗することがお分かりいただけたでしょうか。

回線の種類は無数にありますが、あなたの住居形態と住んでいる地域、求める条件さえ整理すれば契約すべき回線が絞られてきます。

今後の記事では「○○な方にはこの回線がおすすめ」という形で紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にしてください。

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